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12月31日のレポート(現地時間)

ダカールの2023年大会がいよいよスタート!
サウジアラビア北西部、ヤンブ郊外の紅海岸沿いでプロローグランを実施!
燃料系トラブルに見舞われてトラック部門54位でゴール!

日野自動車の認証不正の問題により、ご心配や多大なご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
こうした状況の中、全国の販売会社・多くの協賛各社様からの後押しや温かいご応援をいただき、日野チームスガワラはダカール2023に参戦することになりました。
12月31日、ダカール2023年大会のスタートセレモニーがヤンブ市郊外で行われ、続いて1日の競技出走順を決めるためのプロローグランが実施された。
日野600シリーズでトラック部門に参戦する日野チームスガワラは燃料のガス欠症状に見舞われて思うように走れず、この日の順位はトラック部門54位にとどまった。
日野チームは前大会に続いてハイブリッド機構を搭載した日野600シリーズ1台で参戦する。
乗員は代表の菅原照仁がステアリングを握り、染宮弘和がナビゲーター、日野自動車社員の望月裕司がメカニックを担当。
車両は前回の経験を基に車両全体を見直し、サスペンションセッティングを変更。
より効果的にエンジントルクを補完するハイブリッド制御によって総合的なポテンシャルを向上させた。
3年目のコンビで息の合った乗員の力量も高く、トラック部門の上位入賞を目指す。
今大会では主催者が初の試みとしてスタート地ヤンブ近郊の海岸に「シーキャンプ」と呼ぶビバーク地を設置。
参加者は当地でテント生活をしながら車検や書類手続きを行った。
日野チームも28日に入営し、翌29日には車検に問題なく合格。
29日、30日には近郊の丘陵で試走を行い、車両の最終調整に励んできた。
31日にはシーキャンプの海岸沿いに設営されたポディアムでスタートセレモニーが行われ、参加者はそれに続いてビバークの周辺で1日の第1ステージの出走順を決めるためのプロローグランに臨んだ。
この日スタートに臨んだのは2輪車121台、クアド(4輪バイク)18台、4輪車69台、小型バギー47台、改造範囲の広い小型バギー45台、トラック55台の合計355台である。
コースはビバーク周囲の丘陵に建設機械で設えたもので距離は13㎞。
路面は基本的にグラベルだが、走行によってコーナー部などには深いワダチが出来、スタート順の遅い車両には走りにくい状態となっていた。
足慣らしとも言うべきこのショートステージに臨んだ日野600シリーズは走り出して間もなくガス欠症状に見舞われてストップ。
ゴールは出来たものの順位はトラック部門の54位にとどまった。
本格的競技の端緒となる1日の第1ステージは同地を基点としたループコースで368㎞の競技が行われる。
シーキャンプのビバークに戻った車両はトラブルへの対処とともに入念な点検整備を受けていた。

菅原照仁
ガス欠症状は少々残念でしたが、これからが長い本番。気持ちを切り替えてしっかり頑張ります。

染宮弘和
今日のコースはナビゲーターの仕事は殆どありませんでした。
でも明日はサウジ初開催の2020年に走ったエリアを逆向きに南下するようなので、様々な路面の出てくる難しいSS(競技区間)となりそうです。

望月裕司
燃料系のトラブルはエア抜きをしても再発。
燃料の搭載量が少ないと発生しやすいようです。
初日からメカニックとして作業してしまいました。
明日からですね。


新年あけましておめでとうございます。

神戸日野自動車は1月5日(木)より通常営業を開始いたします。

今年もお客様から、地域社会から信頼される会社、選ばれる会社になること。
そして従業員が「入って良かったな」と思える会社になるよう、従業員一丸となって頑張ってまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します!

神戸日野自動車一同