最新情報&お知らせ


六甲アイランド地域振興会主催の地域清掃活動が行われ、当社従業員も参加しました。
今年に入って初めての清掃活動は、先週降った雪の影響でゴミ自体が泥にまみれている状態でした。
土に埋もれて土壌を汚染することを未然に防ぐためにも、当社はこれからも地域清掃に参加していきます。
参加した皆さんお疲れ様でした。


社長、役員をはじめ各支店を代表して支店長が神社を訪れ、玉串を奉奠し参加者と共に今年一年の安全と社業の発展を祈願しました。

従業員一人ひとりが安全意識を高く持ち、何事にも「安全第一」で取り組んで参ります。

神戸日野自動車では従業員の健康増進のため、年に2回(春・秋)全従業員参加型のウォーキングキャンペーンを拠点対抗型イベントとして実施しております。
第8回大会は、秋編として11月7日から12月6日までの30日間実施しました。

神戸支店チームが5度目の総合優勝を果たし、先日表彰式をおこない、トロフィーの贈呈と個人賞の発表をおこないました。

神戸日野自動車の健康経営も本格的に始動して5年が経過しました。
これからも従業員一同で「安全・安心・健康」を心掛けて邁進してまいります。

※実施データに関しましては、当ホームページ内の「健康施策と結果」にて公開しております。


神戸日野自動車 本社・神戸支店に巡回献血車が来社し、当社従業員も献血に参加しました。

今回は初めての方も含めて約20名の従業員が献血にチャレンジしてくれました。
献血活動の趣旨を理解し、社会貢献活動に引き続き取り組んでいきたいと思います。

参加してくれた従業員の皆さんありがとうございました。

1月15日のレポート(現地時間)

トラック部門総合10位でダマムにゴール!
ダカール2023は15日間のすべての競技を終了!
ダカールラリー2023は15日、サウジアラビアのホフフ~ダマム間で138kmの最終SS(競技区間)を実施。
その後ダマム市郊外のキングアブドラカルチャーセンター(ITHRA)にゴールして15日間の大会が閉幕した。
ハイブリッドシステムを搭載した日野600シリーズを駆った日野チ ームスガワラの菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組はこのSSをトラック部門総合21位で走り切り、累積順位の同部門総合10位が確定した。
この日のSSはアルホフフのビバークからリエゾン(移動区間)で167km移動したカタールとの国境付近からスタート。
ダマムに向かってペルシャ湾沿いの海岸を北上するルートを辿った。
路面の殆どが砂地で、序盤のツイスティな区間に始まり、オフロードやナビゲーションが複雑な区間も登場した。
日野600は途中で燃料配管からの燃料漏れのためストップ。
応急修理に約20分を要したほか、その後水温が上昇して冷却水を補給したため約30分のロスタイムに。
それ以外は順調で、ハイブリッドシステムも機能させながらゴールに到着した。
その後、日野チームは100kmのリエゾンでダマム市内に移動し、午後17時頃にゴールセレモニー会場に到着。
大きな鯉のぼりを掲げてポディウムに登壇した日野チームは観客の声援に手を振って応え、今大会の15日間の競技が終了した。
サウジアラビアに舞台を移して4年目の今大会は会期中を通じて天候が安定せず、コースの冠水によるキャンセルや短縮があったほか、ビバーク地では降雨や泥濘化がチームスタッフを苦しめた。
また、近年のコース設定は多数を占める軽量バギー車への配慮なのか難易度が高まり、とりわけエンプティクオーターの砂丘など、トラック部門の車両には過酷な状況も見られた。
こうした状況下で日野チームスガワラの日野600シリーズはサスペンションの熟成によって走行ペースが向上。
しばしばSSのシングルフィニッシュを記録したが、中盤以降エンジンの水温上昇やハイブリッドシステムなどのトラブルが頻発した。
12日には砂丘で転倒も喫したが、そのたびに経験豊かな乗員や毎日徹夜作業を続けるメカニック陣が活躍。
チームの努力と総合力で無事トラック部門総合10位の成績でゴールに到着した。

菅原照仁
今日最後のSSでも燃料漏れでストップ。
序盤から小さなものを含めてトラブルが続き、水温上昇が出てからは毎朝エンジンがちゃんと掛かるか心配でした。
コースもすごくて、今までで一番大変な年になったと思います。
10位の成績はまずまずでしょうか。

染宮弘和
トラブルは色々とありましたが、ナビゲーションは順調。
今日は後半オフロードの中でGPSポイントが沢山出てきてカバーしきれませんでした。
乗車メカニックの望月裕司さんが活躍した大会となりました。

望月裕司
今大会の参戦にあたっては会社の不祥事があり、出られて良かったと思います。
出場するからには結果を出したかったのですが、色々ありすぎましたね。

土屋拓麻
エンジンに問題が出たときはどうなるかと思いましたが完走出来てほっとしています。
日本に帰ったら次回大会に向けて、今回の経験を活かしたいと考えています。

濱井抄太郎
転倒した際にハーネスを傷めたキャパシタは最終日には直りました。
ハイブリッドは今回信頼性に問題が色々と出たように思います。

鈴木誠一
今回は色々なものが壊れて作業時間が長く、リヤドに居た記憶が全くありません。
成績は久しぶりに本来というか、良かったのではないですか。

佐藤龍晴
夜の冷え込みは厳しかった。
でもこうして完走したのを見ると良かったと思います。
作業は多かったですが良い経験でした。

佐藤雅紀
サウジに来てこんなに寒いとは思いませんでした。
寒い中での作業はやはり大変です。
最後までクルマがビバークにちゃんと帰ってきてくれて安心していました。

森田淳平
南米大会以来久しぶりに来てみたらこちらも寒くて参りました。
仕事は楽しく頑張りました。

多田圭吾
海外に行くのもラリーも初めてで、最初はリズムが掴みにくかったです。
今は大分慣れました。
来年にこの経験を活かしたいと思います。

佐藤忠章
例年と同じくメカニックとして帯同しました。
今回はトラブルとの戦いで自分も疲れましたが、クルマを走らせている人たちはもっと大変だと思います。

良川幸司
今年はオートマチックギアボックスの交換を担当したり、エンジン分解をサポートしたり。
大事な仕事を任せられて良い経験になりました。

近内舜
チームの人数が増えて体制が強化される中で、上手くビバークを運営出来たように思います。
雨も多く大変な大会でした。

毛塚麻由美
アシスタンストラックのドライバー担当は今年も楽しく頑張りました。
もっと運転が上手くなりたいです。

安藤瑠美
メカニックや管理側の体制が大きくなって大変な面もありましたが、みなさんの協力もあってスムーズに出来たと思います。
ゴール出来て良かった。

1月14日のレポート(現地時間)

最大の難関エンプティクオーターを無事クリア!
トラック部門総合10位のポジションを堅持してダマムへ!

1月14日の行程はシャイバ~エル・ホフフ。
今大会最大の難関、エンプティクオーターでの最終ステージがシャイバのビバーク周辺で行われた。
日野チームスガワラの日野600シリーズ(菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組)は健闘を続けて同区間をトラック部門総合8位でゴール、総合10位の累積順位を堅持した。
この日のSS(競技区間)は引き続き「エンプティクオーター」と呼ばれるサウジアラビア南東部に広がるルブアルハリ砂漠が舞台となった。
ビバーク地の南側をループ状に巡るルートは153kmと短いが砂が柔らかく、登頂が難しい切り立った砂丘、越えた先がくぼんでいるリスキ ーな砂丘越えが連続する過酷な内容だった。
日野チームはエンジン冷却水を補充してSSをスタート。
中間地点あたりで再び補充のために10分ほど停まったが、それ以外は目立ったロスタイムなく、終盤のナビゲーションの複雑なエリアもミスなく走り切ってゴールした。
その後は511kmの長いリエゾン(移動区間)でチームの待つアル・ホフフに到着。
現地は断続的に激しい雷雨に見舞われたが、明日の最終ステージに向けてメカニックたちは点検整備に余念がなかった。
15日は海岸近くで136kmの競技を行ったあと、ダマム市内の特設会場にゴールする。

菅原照仁
砂が柔らかくて厳しかったです。
後半は砂の抵抗で車速が上がらず、最後はナビゲーションのポイントが拾いにくかった。
明日も何があるか分かりませんが、しっかり走ってゴールしたいです。

染宮弘和
後半部分に目標のポイントが遠くてカップを合わせにくいトリッキーなところがありました。
明日は海岸沿いを走るようで、雨の影響がなければ良いのですが。

望月裕司
水温上昇のトラブルは抱えていますが、ここまで来たからには最善を尽くしてなんとしてもゴールラインを越えたいと考えています。
あと一日、頑張ります。

1月13日のレポート(現地時間)

難関のマラソンステージを無事クリア!
SSを10位で終え、累積順位の総合10位をキープ!

1月13日はマラソン行程の2日目。
エンプティクオーターのマラソンビバークからシャイバの間で185kmの競技が行われた。
日野チームスガワラの日野600シリーズ(菅原照仁/染宮弘和/ 望月裕司組)は1日目のSS中に転倒を喫したが走行には問題なく、この日も得意の砂丘を快走 。
トラック部門総合10位の成績でゴールするとこの日までの累積順位で総合9位に浮上した。
連続2日間をメカニックの整備や部品供給なしに走るマラソン行程はトラブルのリスクが高く、戦況に影響しやすい。
今大会では「エンプティクオーター」と呼ばれるサウジアラビア南東部のルブアルハリ砂漠に設定されて、最大の難関となった。
シャイバのビバークへ戻る2日目は1日目とほぼ同じエリアを逆方向に走る。
前日と同じく柔らかい砂の砂丘とショットと呼ばれる塩湖が路面の大勢を占めた。
日野チームはこの難関に冷静な走りで臨んだ。
タイヤ空気圧をギリギリまで落としても越えられない砂丘もある状況で何度かスタックを喫したが、途中2回冷却水の補給のために停まったものの、それ以外はトラブルなくゴールに到達した。
その後は167kmのリエゾンを走ってシャイバのビバークへ。
日野600が2日ぶりに帰着すると早速メカニックたちがダメージを受けた車体の補修や点検整備に取り掛かった。
明日14日は北上してアル・ホフフへ向かい154kmの競技が予定されている。

菅原照仁
今回の砂丘は今までにない難しさ。
登るのも大変ですが越えたあと急に落ちていたりリスクの高いステージでした。
エンジンは冷却水を足す頻度が高まりましたが、走りへの影響は感じませんでした。

染宮弘和
今日はスタックしたトラックを迂回したら一つ目のGPSポイントから遠ざかってしまい、戻るタイムロスを考えてパスしました。
大変な砂丘でしたが、それ以外は全てクリア出来ました。

望月裕司
昨日転倒した際に配線を傷めたのか、ハイブリッドにエラーが出て使えなくなりました。
水温上昇と補給のタイミングは油温と油圧を見てマネジメントしています。
今日はSS中で2回補給しました。
帰ってこられて良かったです。

1月12日のレポート(現地時間)

エンプティクオーターでのマラソンステージ1日目!
砂丘で転倒するも無事に総合19位でゴール!

1月12日、ダカールラリー2023はサウジアラビア南東部の「エンプティクオーター」で2日間のマラソンステージに突入。
1日目はシャイバからマラソンビバークの間で275kmの競技が行われた。
日野チームスガワラの日野600シリーズ(菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組)は前半の砂丘で転倒を喫したがダメージは少なくトラック部門総合19位の成績でゴール。
この日までの累積順位をトラック部門の総合10位とした。
この日のSSはシャイバのビバークからリエゾン(移動区間)で151km東に移動したところからスタート。
舞台は北にアラブ首長国連邦、東にオマーンとの国境が近いエリアで、難易度の高い砂丘越えと乾いた塩湖を行く区間が繰り返し出てくる路面だった。
日野600シリーズは順調に砂丘をクリアしながら進んでいたが、SSスタートから約150kmの砂丘を越える際に柔らかい砂が崩れて左側を下にして転倒。
ごく低速で砂の上に倒れたため乗員に怪我はなく、車体のダメージも少なかった。
間もなく他チームのトラックに引き起こされ、応急措置を施して競技を続行したが、その後ハイブリッドシステムにエラーが発生。
エンジンに冷却水を補給するために停車するなど、相応のタイムロスはあったものの無事総合19位でゴールした。
この日のビバークはオマーンとの国境近く。
SSゴールに隣接して設営されていた。
マラソンステージのためメカニックやサポート隊は不在で、車両はドライバーとナビゲーターが自らメンテナンスを行ったあとパルクフェルメ(車両保管場)に納められる。
日野チームのクルーも車両点検のあと主催者が用意した大テントで休み、13日の競技に備えていた。

菅原照仁
今日は転倒のほか、色々盛りだくさんの一日でした。
クルマの状況に問題はなく、明日マラソンの後半をしっかり走ってシャイバに戻ります。

1月11日のレポート(現地時間)

ダカール2023は今大会の難所「エンプティクオーター」へ!
日野600シリーズは114kmの砂丘ステージで総合9位に躍進!

1月11日、ダカール2023は後半戦の2日目ハラド~シャイバ間で114kmのSS(競技区間)を行い、大会の山場と目される「エンプティクオーター」地域に到達した。
菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組が乗る日野チームスガワラの日野600シリーズは水温上昇のトラブルを抱えながらも引き続き力強い走りでこのステージに臨み、トラック部門総合9位でゴール。この日までの累積順位も総合9位に躍進した。
エンプティクオーターは北にUAEアラブ首長国連邦、東と南にオマーンと国境を接するサウジアラビア南東部の砂漠地域。
この日はハラドから467kmのリエゾン(移動区間)で同地域の北部に位置するシャイバのビバーク近郊へ移動し、114kmのSSに臨んだ。
SSは柔らかい砂丘群が砂地の丘陵とともに大勢を占め、距離は短いものの所要時間はトラック部門のトップで2時間9分46秒、9番手の日野チームは2時間40分8秒を要する厳しさだった。
日野600シリーズは冷却水を一杯に補充してSSをスタート。
幸い距離が短かったため、終盤で水温の上昇傾向は見られたものの途中で(冷却水補給のために)停まることなくゴールすることに成功した。
この日はハイブリッドシステムの不調があったものの、タイムロスがなかったことで好成績を獲得。
ゴール後は42kmのリエゾンを走り、周囲を砂丘に囲まれたシャイバのビバークに到着した。
1月12~13日はアシスタンスの整備や部品補給を受けずに2つのステージを走破する「マラソンステージ」が予定されている。
大きなループでエンプティクオーター地域を巡り、12日の晩はアシスタンスが不在のマラソンビバークとなる。
車両のメンテナンスはクルー自らが行い、 スペアタイヤやパーツも競技車に搭載しているものに限られる。
このため、12日の競技中のパンクやトラブルが13日の競技に直接影響する。
コースの難しさとともに今大会の正念場となる。
日野チームはこの2日間を無事にクリアできるよう、メカニックたちが未明まで入念な点検整備を行った。

菅原照仁
最初は小さめ、最後は大きな砂丘を越えるステージで砂も柔らかかったです。
水温のことがあるので無理はしていませんが、集中して走って、良い結果が出ました。

染宮弘和
砂丘がずっと続き、ドライバーが忙しいステージになりました。
エアコンが壊れて窓を開けて走っているので、砂塵と騒音で結構大変でした。

望月裕司
今日は水温のトラブルが悪化せず、SSも冷却水の補給なしでゴール出来て良かった。
明日からマラソンなので水を入れたポリタンクをたくさん積んで行こうと考えています。

濱井抄太郎
ハイブリッドは今朝になってキャパシタが機能していないことが判明したので今日はシステムを切って走りました。
スペアがあるので今晩載せ替えてみようと思います。

1月10日のレポート(現地時間)

ダカールラリー2023の後半戦がスタート!
水温上昇と戦いながら総合10位にポジションアップ!

1月10日、ダカールラリー2023はリヤド~ハラド間で359kmの競技を行い、後半戦がスタートした。
ハイブリッドシステムを搭載した日野600シリーズでトラック部門に参戦している日野チームスガワラ(菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組)はこのSS(競技区間)は総合13位でゴール。
累積順位を総合10位に高めることに成功した。
この日のSSはリヤドからリエゾン(移動区間)で東北東に106km移動した丘陵からスタート。
コースは全体にハイスピードで難易度の高くない砂丘から始まり、砂地のピストやグラベルの台地と変化した。
後半には道の悪い山間部に入り、最近の降雨でワジ(枯れ川)に水があったり、泥沼化した区間も登場。
最後は分岐が多くナビゲーションが複雑な砂地の台地を抜けてリヤド~ハラド間を結ぶ舗装路に近いゴールに到達した。
日野600シリーズはエンジンの水温上昇のトラブルを抱えながらも健闘。
序盤にパンクが1本あったほか、水温が上がりだしたら停まって冷却水を補給する繰り返しのため若干のタイムロスを喫した。
だが、前日にインバータ/モーターを交換したハイブリッドシステムも順調で、13位の好成績でステージをクリア。
その後220kmのリエゾンを走り、無事ハラドのビバークに到着した。
1月11日はいよいよ大会の山場となるサウジアラビア南東部の砂漠地帯「エンプティクオータ ー」へ。
シャイバまでの間で113kmの競技が行われる。

菅原照仁
中間日でエンジンを開けてみて状況が分かったので、心配しましたが、走り出したらパワーダウンも感じられず、ハイブリッドも好調で普通に走れました。
冷却水を補給する頻度が高くなりましたが、行くしかないです。

染宮弘和
今日のナビゲーションは相応に難易度が上がっていましたが、なんとかミスなくゴ ールできました。
とくに終盤のワダチの薄い砂利道でカップ(方位)を見ながら正しいコースを選ぶのが難しかったです。

望月裕司
中間日はエンジンを開けたので疲れましたが、メカニックさんたちは2日間徹夜でした。
冷却水を補給する頻度が一昨日の3倍ぐらいになってきたので今後が心配ですが、なんとかゴールまで持つような気もしています。